ドコモ、新決済サービス「d払い」を4月から開始 ローソンやマツモトキヨシと提携しキャッシュレスを促進へ

ドコモ、新決済サービス「d払い」を4月から開始 ローソンやマツモトキヨシと提携しキャッシュレスを促進へ

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NTTドコモは1月17日、新しい決済サービス「d払い」を2018年4月より開始すると発表しました。

d払い」はスマートフォンに表示したバーコードで買い物ができ、代金を毎月の携帯電話料金と合算して支払うことができます

クレジットカードの登録は必要なく、もちろん支払額に応じてdポイントが貯まります。

新決済サービス「d払い」

ドコモは4月から新決済サービス「d払い」を開始すると発表しました。

現在のキャッシュレス決済と比べて大きく異なる点は、スマホアプリ上に表示したバーコードやQRコードを店舗のPOSレジ、端末(タブレットなど)で読み取ることで、支払いを月の携帯電話代に合算して支払えるところ。

NFCやおサイフケータイといった、端末によっては搭載していない機能に頼ることなく支払うことができる。

専用アプリは無料で、iOS、Android両対応。

中国でシェアが大幅に伸びている「We Chat Pay」に近いが、個人間での送金には対応しないとのことです。

NTTドコモ 執行役員 プラットフォームビジネス推進部長 前田義晃氏は「当社は1999年にiモードで携帯料金の合算払いに対応した。その結果、合算払いは4000億円の年間取扱高へと成長し、ユーザーは1500万人も存在する」「d払いはドコモユーザーが利用でき、クレジットカードをもたない人でも使えます。お店側としては新しい顧客を獲得できるだけでなく、レジの締め作業などの手間が減らせる」といったメリットを述べています。

「d払い」の利用方法イメージ

「d払い」の利用方法イメージ

店舗への導入コストを最小限に、防犯への相乗効果も

対応するシステムをすでに導入している店舗であれば、タブレットに専用アプリを入れるだけで利用を開始する事ができ、導入コストが非常に安くなります。 また、今回導入を決めた加盟店からは以下のような意見がでているようです。

  • 導入コストが低いので、系列店にも導入しやすい
  • 現金払いでのレジ行列の緩和が期待できるができる
  • ポイントカード等に頼らず、顧客データの収集ができる
  • レジから現金がなくなる(少なくなる)ことで防犯対策になる

ローソンやマツモトキヨシなどで利用可能に

NTTドコモは、現在10社19,000店舗での取り扱いを予定しているほか、早期に10万店舗以上への展開を目指す計画と発表しています。

「d払い」対応予定店舗は以下のとおりです。

ネットの「dケータイ払いプラス」は「d払い」に

これまでのネットショッピングでdポイントが貯まるサービス「dケータイ払いプラス」は、サービス名称が「d払い」に変更されます。

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