日本初!現金不可のキャッシュレス同人即売会「pixiv MARKET」が開催へ

日本初!現金不可のキャッシュレス同人即売会「pixiv MARKET」が開催へ

ピクシブは日本初となるキャッシュレスな同人誌即売会「pixiv MARKET」の開催を発表しました。

pixiv MARKETは東京・池袋、サンシャインシティ文化会館ビル(東京都豊島区)で6月10日に開催され、3月26日午後5時までサークル参加者の申し込みを受け付けます。当落発表は29日で、4月上旬に出展者一覧を公開予定。サークル参加、一般参加ともに参加費は無料。

同イベントでは同社が2017年8月にリリースした決済アプリ「pixiv PAY」を使用し、販売者側が提示するQRコードを購入者側がアプリで読み取ることで、あらかじめ登録したクレジットカードで手軽に決済ができるようになります。

QRコード決済のpixiv PAY

QRコード決済のpixiv PAY

また、イベント開催時には事前にコンビニでチャージ(入金)したポイントを使用できるようにするほか、pixiv PAYに対応したサークル一覧を表示する追加機能も予定です。

pixiv PAYには販売者-購入者でメッセージを送れる機能が備わっており、イベント参加後も双方でコミュニケーションを取ることが可能です。次回以降のイベント告知等に活用できるとのこと。

さらに本イベント開催後も、銀行口座を登録して口座残高を支払いに使える機能や、ピクシブのネットショップ開設サービス「BOOTH」に出品した商品をpixiv PAYのレジに登録する機能、pixiv PAY上での売上をpixiv周辺サービスでも使える機能などの実装も予定しているとのことです。

コミケが主戦場?少額決済の電子化へ一歩前進か

今回はピクシブが主催するイベントのお話ですが、同人即売会の大御所といえばコミケです。

同人誌、関連グッズの搬入総数から算出したコミケの売上は、30〜50億円とも言われています。500〜1,000円程度の小規模決済が多い取引を考えれば、電子決済の導入メリットははかりきれないでしょう。

すでにサークル単位での電子決済導入の取り組みはなされているようですが、イベント全体で導入を推進する必要があると思われます。

キャッシュレス化が急務の最前線において、電子決済関連各社にはITリテラシーが低くても気軽に使える電子決済手段を普及させてほしいものです。

pixiv PAY

https://pay.pixiv.net/

pixivとは

pixiv(ピクシブ)は、ピクシブが運営するイラストや漫画を中心にしたソーシャル・ネットワーキング・サービス。

自分の作品(創作・二次創作の両方)をアップロードし、他のユーザーの作品をブックマークすることで、同じ嗜好の人々がつながることができます。グローバルな展開を念頭に置いて作られたサービスで、運営はサービス開始から言語的コミュニケーションを最小限に抑え、ユーザーが作品を通して個人的なネットワークを形成できるようシステムを整え、世界レベルのオンライン・コミュニティに成長しました。

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