おもてなしの不満を解消します! 訪日外国人向けのインフラ整備へ そごう・西武

おもてなしの不満を解消します! 訪日外国人向けのインフラ整備へ そごう・西武

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2017年の訪日外国人客数が過去最高の2869万人となったことを受け、そごう・西武では、訪日外国人向けのインフラ整備を進めています。

インバウンド需要の高まりは、日本の伝統や文化、食事、ショッピングなどを楽しみに日本をする外国人たちを見れば明らかですが、日本側の訪日外国人向けのサービスは遅れをとっています。

なかでも施設のインフラに関する不満の声は少なくありません。

多言語対応スタッフの増員と多言語発券機の設置で多言語対応強化へ

そごう・西武はこの声に注目し、全店の中でも特にインバウンド比率の高い西武池袋本店と西武渋谷店で、多言語対応スタッフの増員を進め、免税手続きカウンターへの誘導に際し、業界初となる「多言語対応発券機」を導入しました。

多言語対応スタッフの増員と多言語発券機

多言語対応スタッフの増員と多言語発券機

自動免税機とノンキャッシュリファンド端末で

また、昨年12月に西武渋谷店「自動免税機」を4台設置し、1件当たりの手続き時間を半減させることに成功しました。

西武池袋本店には、タックスリファンド(所定金額以上の買い物をすると税金が返ってくる)の手続き簡略化対策として、クレジットカード利用客に現金ではなく、クレジットカードに直接戻入できる、ノンキャッシュリファンド端末を設置しました。こちらも通常の手続きと比べて、大幅な時間短縮が図られ、利用者からも好評となっているということです。。

自動免税機とノンキャッシュリファンド端末

自動免税機とノンキャッシュリファンド端末

ネット環境の改善 SEIBU-FREE-WiFi と自動外貨両替機の設置

観光庁が2017年に実施した訪日外国人消費動向調査によると、訪日外国人の困りごと上位に「フリーWi‐Fi」が上がりました。

これまでも店内には「フリーWi‐Fi」は備えていたものの、事前登録が必要であるなど、短期滞在の訪日外国人には不便なものとなっており、ここを改善するため、西武池袋本店では煩わしい手続きが必要なく、快適に通信環境を利用できる「SEIBU-FREE-WiFi」をスタートしました。日本の「フリーWi‐Fi」は名ばかりが先行し、実際に利用するまでの手間が多いのが欠点です。インターネット環境は旅行の必需品、全国でこういった動きを期待したいものです。

また「日本円への両替に手間がかかる」という声に対応するため、JTBビジネスイノベーターズ社の自動外貨両替機も導入しました。

SEIBU-FREE-WiFiと自動外貨両替機

SEIBU-FREE-WiFiと自動外貨両替機

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